【記者手帳】G20会議よりも重要な国会
【記者手帳】G20会議よりも重要な国会
「行かないのではなく行けないのです」今月8日と9日にブラジルのサンパウロで開催されるG20(主要20カ国)財務相会議に姜万洙(カン・マンス)企画財政部長官が出席しないことについて、企画財政部の関係者はこのように弁解した。その代わりに申霽潤(シン・ジェユン)国際業務管理官を派遣するという。理由はこうだ。G20会議に出席するには遅くとも5日には出発する必要がある。ところが、与野党の一部議員が「5日と6日に行われる対政府質疑には経済チームのリーダーが必ず出席しなければならない」と強行な姿勢を貫いているというのだ。野党だけでなく与党の一部議員までもが「国会を軽く考えるべきではない」と、姜長官に対して国会への出席を優先するよう要求しているという。政府に対する質疑には、首相以下すべての部処(省庁)の閣僚全員が出席するが、企画財政部長官があえて出席しなければならない理由はない。長官の代わりに次官が出席しても何ら問題はない。しかしG20財務相会議はその意味合いが異なる。今回の会議は15日に米国のワシントンで開催されるG20首脳会議の議題を事前に調整し、新しい国際金融秩序を構築するための新ブレトンウッズ体制などについて話し合う場となる可能性があり、その重要性は計り知れない。とりわけ来年は韓国がG20財務相会議の共同議長国となるため、積極的な態度を示すことで発言権を高めるいい機会にもなるはずだ。これほど重要な国際舞台に代理の次官補クラスが出席した場合、その発言の影響力は色あせるしかなく、相手国に対しても大きな制約となるしかない。これほど重要な会議への出席も主張できず、政治的な事情を簡単に優先してしまう姜長官にも大きな問題があると言わざるを得ない。中国や日本など隣国から国際情報を耳打ちしてもらうだけでは、日々緊迫した状況で変化を重ねている国際的な金融状況には対応できない。金融危機に責任を持つ閣僚を国内に縛りつけた結果、国会の権威は維持できるかもしれないが、国益は大きく損なわれてしまうかもしれない。経済部=鄭恵全(チョン・ヘジョン)記者朝鮮日報/朝鮮日報日本語版。記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) 2008 The Chosun Ilbo & Chosunonline.com。印刷 リスト 前ページ 画面上へ
[引用元:<">朝鮮日報]
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